GEKIHENを商品化するにあたり、じつは一番の悩みの種だったのが、付属アクセサリー開発。 数々のメーカーや職人さんに相談して、ようやく出会えたのが東京御徒町にある家具屋「WOODWORK」。
抜群のセンスと気前の良い人柄で、私たちの思い描く理想のかたちを実現していただきました。 そのプロセスには、WOODWORK代表の藤本さんが唱える“お客様ファーストのものづくり”の精神があります。
今回はそんな「WOODWORK」さんをご紹介いたします。(以下、敬称略)

“一人ひとりが〈Maker=作り手〉として。”

WOODWORK (ウッドワーク)

WOODWORKは御徒町にある家具屋で、1994年にスタートしました。
オーダー家具をはじめ、厳選した無垢材を使いオリジナルデザインで家具を製作・販売されています。

“ 私たちは、家具を作っています。
工房の職人はもちろん、
店舗やカフェのスタッフも、
〈WOODWORK〉という
〈ものづくりの現場〉で、
より多くの人の暮らしに、
ぴったりと寄り添えるように、
一人ひとりが、〈Maker〉として、
日々家具づくりに向き合っています。”

上記はWEBサイトに記載されているコンセプトの一部です。
これを読んで、私は初めて店舗へお伺いした日を思い出しました。
店内は木材で作られたテーブルや椅子などの家具、フレームなどのインテリアが並びます。木材と異素材の組み合わせ方に品がありお洒落で、すっと生活に馴染むようなシンプルに削ぎ落とされたデザイン。
そして木を育てていくことが楽しみになるような製品の数々です。

地下には工房があって、木の香りが立ち込めます。
木材がいたるところにあるのはもちろんのこと、自作の棚、工具、天井まで積み上がった資材、大きな機械の数々。資材を運ぶリフトも見せていただきましたが、秘密基地のような想像力を掻き立てられる工房で、ここで一から家具が作られていくのかと思うとワクワクしました。
職人さんはじめスタッフの方々が丁寧に製品についてご説明くださったことが印象的で、「ひと」「もの」へ真摯に向き合われていることを感じたのを覚えています。

一階の店舗内には、カフェ「WOODWORK Welcome COFFEE」が併設されています。
ここではバリスタさんが美味しい珈琲を淹れてくださいます。カフェに設置された家具を実際に使い、その良さを体感しながら木の香りに包まれて珈琲をいただけるというのは贅沢な空間です。


唯一無二の“ものづくりの現場”

WOODWORKの前進は、材木屋である下甚商店が母体となっています。
その頃からすでに「ウッドワーク」という併設ショップがあり、一般のお客様に向けて木材の加工を行っていたそうです。
時を経て、2007年に藤本さん (「WOODWORK」運営F.Maker 代表取締役) が家具屋としての「WOODWORK」を打ち出して以来、現在の店舗・工房・カフェを複合した、唯一無二の“ものづくりの現場” へと変化されてきました。
冒頭でご紹介した言葉の通り、WOODWORKの製品には生活に寄り添う姿勢を強く感じます。
例えば、オーダーで制作する家具『TANA』は、「欲しいところに、欲しいかたち、無垢の木で」というコンセプトのもと、職人さんが、暮らし方や置きたい場所、しまいたいものに合わせて図面を引き、一から製作されています。まさに、「人の暮らしに、ぴったりと寄り添う」家具づくり。
さらに個人・法人問わず、工房で実際に制作されいている現場を見学することができるので、家具が組み上がっていく現場を体感することができます。職人さんと密にコミュニケーションを取りその中で生まれていく家具は、完成までの道程も含めた「自分だけのストーリーを持つ一生ものの家具」になるのではないでしょうか。
GEKIHENが数ある家具屋の中でWOODWORKへご依頼した理由も、やはりものづくりへのこだわりを感じる美しい製品だからです。

お客様ファーストのものづくり

GEKIHEN 付属アクセサリー「ハンガー」

商品開発するにあたり、一番苦戦したのが壁掛けカレンダー用の付属アクセサリー「ハンガー」。
GEKIHENで使用している紙はアラベール200kgと厚みがあり、それを何枚も重ねて使用するため、強力な何かで挟み込まないと紙がずれ落ちてしまうという問題点がありました。
その問題を解決するだけでも一苦労ですが、さらに、「必要最低限の幅でスッキリ見せたい」「作品(紙)を傷めずに優しくソフトに挟みたい」「WOODWORKさんらしさを入れて欲しい」など私たちの無茶な要望は続きました。
いつも優しい仏の職人さんたちもさすがに怒るかな?と内心ヒヤヒヤしながら打ち合わせに臨みましたが、「あ〜いいですね!やってみます!」と二つ返事で、何度もサンプルを作っていただき、私たちの期待を常に超えるご提案をいただきました。
WOODWORKとのものづくりは、同じクリエイターとして、とても刺激的でありながら、なにより「お客様ファースト」の姿勢にいつも勉強させていただきました。

WOODWORKではワークショップも盛んに開催しています。
現在は、「Tribal rug & Gabbeh FAIR」という絨毯フェアが開催中 (2月22日~3月30日) 。( じぶんで描いた絵がじゅうたんになる!「お絵描きギャッベ」というイベントも同時開催されています。詳細はこちら:お絵描きギャッベ )
昨年は無垢の木を使って小テーブルを制作するワークショップや、クリスマス時期に小さなクリスマスツリーを作るワークショップ等が行われていました。
併設のカフェでも、コーヒーをはじめとした飲食にまつわるイベントが行われたり、時折り店内の一部スペースがギャラリーと化し、幅広い分野のアーティスト・作家さんの作品などが展示されています。
このようなワークショップ/イベント/展示会を通してお客様との距離が近いこともブランドの魅力で、WOODWORKは製品を生み出していく現場に止まらない、一つのコミュニティスペースでもあるように感じます。

木材を使った製品がお好きな方やオーダーメイドで家具を作りたいとお考えの方、ものづくりの現場に興味がある方はぜひ、御徒町の「WOODWORK」へ行ってみてください。
併設のカフェでふらっとコーヒーを飲みながら、ゆっくりと店内の商品を眺めるひと時は、きっと心地よい時間となるはずです。

WOODWORK
〒110-0016 東京都台東区台東4-14-8-1F
Tel.03-3833-2797 Fax.03-3834-3553
< 店舗営業時間 >
月・木・金・土・日 10:30〜18:00
※水は上記営業時間内にてお電話のみの対応となります
※火曜全休
< instagram > @woodwork.maker

カフェ 「WOODWORK Welcome COFFEE」
< 営業時間 >
月・木・金・土・日 10:30〜18:00(17:30 L.O.)
※火・水曜全休+その他不定休
< instagram > @woodwork.welcomecoffee